SERVICE
サービス概要
Drone Shot Rescueは、自治体・消防の災害時の状況把握と情報共有を支援する防災用ドローンシステムです。機体・専用Androidアプリ・3Dモデル生成を組み合わせ、災害調査や平時のドローン点検に活用できます。
基本セット
導入時に必要な機体・現場機材・専用アプリをまとめてご案内します。

持ち運びやすい機材構成
システム一式は約2kg。A4サイズ程度のバッグで持ち運べます。
EQUIPMENT
基本機材
機体/送信機/バッテリー/充電器
FIELD KIT
現場携行品
Androidタブレット/ケース/風速計/離着陸パッド
SYSTEM
専用システム
専用Androidアプリ/初期設定
対応機体
LITO X1/DJI Mini 4 Proの2機種に対応。用途や運用環境に合わせてご案内します。

LITO X1

DJI Mini 4 Pro
飛行・撮影をアプリで支援
専用Androidアプリの地図上で調査したい範囲を指定すると、対象に合わせた飛行経路を自動生成します。山・川・海・建物の4つの撮影モードから選び、表示された図形をタッチ操作で拡大・移動して範囲を調整。
開始操作後は、離陸から設定経路に沿った空撮、帰還・着陸までを支援します。撮影したデータはサーバーへ送信し、3Dモデルの生成と関係者への情報共有に活用できます。
専門的な経路設計の負担を減らし、災害現場での状況把握を簡単かつ効率的に行える運用を目指しています。
飛行中は操縦者が機体と周囲を監視し、必要に応じて手動で停止します。

4つの撮影モード
山/川/海/建物。対象に合わせた撮影範囲と経路を作成します。
山
斜面の状況把握
川
河川の状況把握
海
海岸の撮影
建物
建物外周の撮影
撮影した写真・動画は、3Dモデルの生成に活用できます。



3Dモデル生成・共有
現場の状況を、立体的に共有
撮影したデータをサーバーへ送信し、TAVIOを利用して3Dモデルを生成します。生成したモデルはURLで関係者へ共有でき、現場にいない災害対策本部や関係機関も、地形や建物、周辺の状況を立体的に確認できます。写真や動画と合わせて、被害状況の把握や対応方針を検討する際の参考資料として活用できます。
※TAVIOは株式会社OpenHeartが提供するサービスです。
斜面や山頂、ダムでの3Dモデル作成事例があり、北海道木古内町・萩山の斜面では、現場到着から情報共有まで約20分で実施しました。これは個別事例の所要時間であり、撮影範囲やデータ量、通信環境によって異なります。携帯性と操作のしやすさを重視し、現場での情報収集から共有までを支援します。
利用条件・安全
飛行中は操縦者が監視し、必要に応じて手動停止します。GPSが必要で、雨・雪・強風時は利用できません。夜間の利用にも対応します。
Drone Shot Rescue に込めた想い
災害は、いつも私たちの備えを待ってはくれません。高波が護岸を越えるとき、斜面が崩れるとき、火山が動き出すとき——最初に必要なのは、「今、そこで何が起きているのか」という事実です。しかしその情報を取りに行くために、消防団員や自治体職員が危険な現場へ足を踏み入れる。この構図を、私たちは変えたいと考えてきました。
ドローンは、その答えになり得る技術です。それでも現場への普及は進みません。数百万円の産業用機体、高度な操縦技能を持つ人材の確保、そして年に一度使うかどうかの装備に予算を割けない自治体の事情。災害対応の現場で本当に必要とされているのは、高性能な機体そのものではなく、いざというときに確実に飛ばせる体制なのだと思います。
Drone Shot Rescue は、安価な民生機を独自の制御システムで動かし、ワンタッチ操作で離陸から現場撮影、帰還までを自動化します。得られた映像は三次元化され、災害対策本部と現場が同じ状況を共有できる。専門家がいなくても、地域の人が、安全な場所から、自分たちの手で状況を掴める。それが私たちの目指す姿です。
そして何より大切にしているのが、観光記念撮影サービスと同じ機体・同じ仕組みを使うという設計思想です。平時には観光のために飛ばしている運用が、そのまま災害時の訓練になる。楽しみのための飛行が、いざというときに命を守る技術へ変わる。稼ぎながら備える——この循環こそが、財政にも人材にも余裕のない地域で、防災を続けていくための現実解だと信じています。
私たちがつくりたいのは、災害時だけ倉庫から持ち出される装備ではありません。地域の暮らしの中に溶け込み、平時と有事を一本の線でつなぐ仕組みです。FUN(楽しさ)とROBO(技術)が交差する場所から、誰もが安心して暮らせる社会を支えていきます。
代表取締役 CEO 西沢 俊広
